希望のメッセージ 7月12日

 希望が持てないのは,個人の心のもちようのせいだけではありません。多くは生まれ育った家庭のあり方とも,かかわっています。本人にとっては選ぶことのできない家庭環境のために,希望を持つことがむずかしい人たちがいます。すぐに解決策が見いだせなかったとしても,いや,だからこそまず何より大切なのは,希望の持てない人々の実情を,共感を持って理解しようとすることです。

 ――玄田有史『希望のつくり方』

 

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