希望のメッセージ 11月6日

 成長過程のいつかある時期に,自分の抱いていた希望が挫かれる――時には完全に打ちくだかれる――宿命を免れる人はほとんどない。おそらくこれは良いことなのだろう。もし人が希望の挫折を経験しなかったら,どうして彼の希望が強固な押えることのできないものとなりえよう。どうして彼は楽天的夢想家となる危険を免れえよう。
 
 ――エーリッヒ・フロム 『希望の革命〈改訂版〉』
 
 

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