弁護士志賀清二郎
依頼者の方の立場になって
私は高校生のときに弁護士を目指しました。昔は,人と関わりを持つ仕事に,という思いから教師を目指そうと思っていた時期もありました。弁護士も,まさに人と関わる職業ですが,さらには,何らかの法律問題などに直面して,どうしたらよいか悩んでいる方々にとって,ある意味で最後の砦とも言える職業ではないかと思いました。そのため,自分自身もそのような,人と関わり,何より人の役に立つ職業に就きたいと思ったのです。
弁護士となり10年以上経ちますが,常々目指していることは,依頼者の方の立場になって,依頼者の方とともに,より良い解決を目指すということです。
様々な悩みや問題に直面した依頼者の方の立場に立たなければ,その方の苦労や気持ちがわからず,本当の意味での最後の砦とはなれない。そのために,自分自身が,一人の人間として,誠実に依頼者の方と接していくことを心がけております。
悩みがあるのが不幸なのではない,悩みに押しつぶされてしまうことが不幸なのであるとの言葉を胸に,少しでも依頼者の方の役に立てるよう努めていきたいと思っております。