希望のメッセージ 9月14日

 10万個の種を植え,2万個が芽を出し,そのうちの1万本の木が根づくというような気の遠くなるような作業は,1週間や1ヶ月の短いスパンでなく,10年,20年,数十年のスパンでその真価が明らかになるような類のものである。希望を育てることを,木を植えるという行為になぞらえて考えれば,自分が生きる人生を超えた範囲を視野に入れながら希望を育む努力が求められるといえるであろう。
 
 ――都筑学『希望の心理学』
 
 

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ