法科大学院生が,エクスターンシップで2週間の研修に取り組みました。

  2月12日から2週間,法科大学院生のH君が,エクスターンシップ生として当事務所で研修に取り組みました。研修を終えるにあたって,感想を書いてもらいました。
 将来が楽しみな,すばらしい青年でした。

 

『人間力』  S.H. (法科大学院2年生)

 この度,大学院の授業の一環で,約2週間研修させて頂きました。社会経験の浅い自分にとって実務に触れる貴重な機会でした。
 希望法律事務所は,一言でいえば,アットホームな事務所です。弁護士の方々も事務員の方々も明るくユーモアに溢れ,緊張していた自分もいつしか居心地のよさを感じていました。
 研修で特に印象に残ったのは法律相談です。「話を聞き,整理して,方策を提案する」といえばそれまでですが,言うは易し,です。
 普段,整理された問題文とばかり格闘している自分は,いざ依頼者を目前に生の言い分を聞くと,緊張で思考が停止し,ただ失礼のないよう話を聞くのが精一杯で,整理や方策の提案など論外な心境でした。
 先生方は,依頼者の言い分にじっくり耳を傾け,落ち着いた態度で,誠実に対応されます。そして,一体いつ考えているのかと驚く程,明快に整理・方策の提案をされます。
 そこには,弁護士という肩書から連想されるような派手さ,威圧感はなく,ただ,なんともいえない安心感がありました。小手先の知識・技能に収まらない人間力を感じました。

 研修を終えて,また勉強の日々に戻りますが,先生方と同じ舞台で闘える日を楽しみに,そしていつか先生方のような人間力溢れる法曹になれるよう,まずは,目前の司法試験に向けて,力をつけて参ります。
 貴重な体験をありがとうございました。

 

 

 

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